音痴と息子と翼をください🪽
- medicaproject 医療福祉ライター今村美

- 5 日前
- 読了時間: 3分

授業参観すら「来んな!」と言うほど、目下絶賛反抗期の小5息子。
すくすく育っておる。
素直な子どもも非常に非常にすてきだが、というか素直にうらやましいが、「はぁっ?大人が舐めてんじゃねぇぞ?オラ?」と異議申し立てする子もきらいではない。
(自分の息子だったというのは若干…いやかなりの誤算というのか想定外というのか…胎教に志ん朝師匠なんか聞かせずに、上のお姉ちゃんの時同様に、モーツァルトとかバッハとか”1/fゆらぎ”によるリラックス効果が期待されるものを聞かせるべきだったか…志ん朝師匠効果がテキメンすぎるぜ、息子っちよ!)
風呂場でご機嫌に歌うのは、「翼をください」と「地球星歌」。
はっきり言って、だれに似たのか、音痴である。
はっきり言って、オットはムダにぎょっとするくらいにはうまい。
歌のうまさが求められることのないキャラなだけに、その隠れた才能が毎回愉快で、夫が口ずさんでいるのを聴くと私は密かに笑んでしまう。
私も別にフツウ。
ばあばもうまい。
あ、いたね、じいじが(笑)隔世遺伝しちゃってんだわ。
すまん、息子っちよ、じいじのせい。
が、幸いなことなのかすら母にはよくわからんが、自己肯定感がなぜか高い彼は、自分が音痴であることを知らない。若干知っているかもしれんが、「むしろ歌うまくない?」に脳内変換されておる気しかしない。まこと摩訶不思議な生き物である。母には、理解不能な面が多すぎる。
いずれにせよ、6割方不機嫌な息子がご機嫌なのはよきことである。
母はうれしい。その調子で9割方くらいまでご機嫌で行ってくれるとなおのことうれしいが、高望みはよくないことも母は知っている。
今日はそのお披露目の会であるところの「筑後地区小学校音楽祭」が久留米で開催。
なぜか歌に関しては「来んな!」が「まぁ、来たいなら来てもいいよ」と、むしろ本当は観に来てほしいんだろうなくらいの温度感に変わる。愛いやつめ。
(待ち時間にホール前に並んでいるところに出くわし、「来やがったか、オラ?」の不機嫌パフォーマンスをされましたが、そんなことで母は怯まないぞ、オラ。なぜなら、本当はうれしいと知っているから。)
本来仕事の日だけれども半休をいただいて馳せ参じ、時折「金だけせびられているおじさんの気分になります」と哀愁を漂わせることのある遠距離結婚中のオットに動画を送る。
第2部の3校目に登場したため、3校分の歌を鑑賞できたのであるが、みんなそれぞれになかなかにうまくて、一生懸命で、素直に感動する。とてもこころ和らいでしまったよ。本当に素敵な歌声をありがとう、子どもたち。
仕事から帰って、「上手かったじゃん。行ってよかったよ」と息子に伝えると、「そりゃよかった」と返ってきた。
ほんと、行ってよかったよ。
すくすく育て、子どもたち。
君たちが、今で、未来だ。





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