東京のお義母さんのお誕生日🎁
- medicaproject 医療福祉ライター今村美

- 9月4日
- 読了時間: 2分
今日は東京のお義母さんのお誕生日です。

物心ついた頃から二世帯住宅になる思春期頃まで、朝の目覚ましがわりに祖母と母が喧嘩する声で育った私は、「嫁と姑が仲良くできることなど決してない。あんなに懲りずに毎日喧嘩するなんて絶対にイヤだな。結婚なんぞするもんか!」と長らく思っておったわけです。
大人になって、喧嘩の主な原因が障害のある伯母のために国から支給されるお金を祖母が見事に使い果たすことにあったことがわかり、伯母のために報われない戦いをしていた母のことを理解するわけですが、ご近所でも有名なわが家の嫁姑問題は、子ども心にそれはそれはイヤでした。
(泣いて止めるやさしい妹を横目に、私は「今日も朝からめんどくせぇぇぇ」と冷ややかな目で見ていたため、母からは「あんたは冷たい人間」と言われ続けた)
30代に入ってふと魔がさしたのか、結婚というものをしてみたくなって、当時独身寮に住んでいたオットのところへ押しかけ、私とケッコンするといかにしあわせになるかをプレゼンした挙句、「ここにハンを押すといいよ」と半ば強制的にハンを押させてケッコンなるものをしたわけですが。
人として尊敬できる大好きな人と結婚するとどうなるかというと、その両親ももれなく人として尊敬でき、大好きになるということが判明。
いまだにこの事実が子どもの頃からの私の常識とかけ離れすぎていて、なんかまやかしにでも遭ってんじゃないかとほっぺつねりたくなるのはさておき。
数年前に、「お誕生日プレゼントなんて送ってくれなくていいわよ」というお義母さんからの言葉の裏に、「形式ばったプレゼントはいらないし、ましてや高価なものはいらない」という意図を汲み取った私。
以来、本屋に足を運んで娘と一緒に本を選び、私からと子どもたちからのお手紙を添えて贈るように。
毎年、今年はどんな本を送ろう?とワクワクしながら選ぶ時間も楽しい。
近くの本屋が自分でラッピングできる仕様になっているため、自分でラッピングするのもなんか楽しい。
今年はこの本。

このところ日々いろいろいろいろありすぎて、処理能力を凌駕しつつありましたが、本を選んでいる間は久々にホッとひと息つける癒しの時間にもなりました。
気に入っていただけるとよいよ。
今年もまた一年健康に、愉快に。





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