息子のこと
- medicaproject 医療福祉ライター今村美

- 2025年12月22日
- 読了時間: 4分

小5息子がお友だちとトラブルを起こし、学校から電話がかかってくる。
お友だちと息子の認知には相違がある。
息子は嘘をつくが、嘘をついているようにも思えなかった。
が、やはり彼の側に課題があることを認識する出来事が起きた。
なるほど、本人は嘘をついているつもりはないのだろうが、怒りの中にあるときに自分がやったことを自分で認知していないのだ。
びっくりするほどに。
だから、本人に嘘をついているつもりはなくても、結果的には嘘になる。
娘は、いじめや不登校、へんてこりんな学校という、びっくりするくらいへんてこりんな経験を経て、よくもあんな経験したのにこんな呑気な人に育ったじゃん!という人に育った。 にっちもさっちもいかないドン詰まりのような感覚に私自身が陥っていたとき、彼女の「ばあばの家から近くの公立小に通いたい」は、「その手があったか!」だったし、娘からの提案だったからこそ夫は愛する子どもたちと離れて暮らす寂しさよりも娘の意見を尊重してくれたのだと思う。
こうして帰るつもりのなかった故郷で、また生活をすることになった。 天からの蜘蛛の糸にも思えたものは、娘や私にとっては救いでも、息子にとっては、大好きな父親やお友だちと引き離され、そして教科書も使わない宿題もない「自由」な学校から「不自由」な学校に転校させられる経験でしかなかったわけで。
彼の怒りや寂しさにしっかり寄り添うことよりも、子育て要員が増えたことをよいことに家事育児はそっちのけで仕事や仕事に準ずるものにこころも時間も費やしてきてしまったのがこの数年。
1年生のとき彼が嘘をついて、あぁなるほどこういう嘘がつける側の人間なのだと認識し、うーんと唸ったにもかかわらず、そのままスクスクいまの彼に育て上げてしまったことに、私の責任は大きい。
とはいえ、母はやっぱり母のやりたいことを後回しにはせんのだが、それでも2026年の最優先事項は、息子。彼が最優先と決めた2025年12月。
彼が怒りコントロールをできない→事実を事実として認知できない状況が生まれる背景には、圧倒的に睡眠が足りていないこと、ゲームやタブレットの画面の見過ぎという物理的な要因も大きいので、まずは生活を整えるところから。
小学校卒業までの1年間強、ここでやれることをやった上で、それでも改善が見られなかったら、彼が一番落ち着ける夫のもとへ帰ることがおそらく最善策。
娘のおかげで、生まれ育った八女という地域の魅力をこれでもかと気づかせてもらえることになった。
八女という地域をメイン拠点にして4年目、このままずっといまの生活が続くような気がし始めていたけれど、やはりその期間は短いのかもしれない。
どこにいたってできることはあるから、ずっと八女という地域の魅力を伝え続けるし、ずっと関わり続けるには違いないのだけれど、そもそもいつ死ぬかもわからないし、がっつりがっつりなにかに取り組むってことがいつまでできるかなんてわからんのだ。
息子も八女も医療福祉も。どれもこれもやりたいこと、やれることは、次はない、いましかないの意識で一つひとつ、やり尽くして行こうと思う。
とはいえである。あー!あー!あー!
人って嘘をつく生き物だけどさ、だれも傷つけないやさしい嘘っていうのとさ、人間性が疑われるついちゃいけない嘘ってものがあるからさ。嘘つくつもりなくても結果的に守れなかった約束とか嘘にもいろいろあるけどさ。
そもそも、息子の場合は、事実の認知ができてない結果の嘘だからもっとタチが悪いのだが。
頭痛いよ、ほんと母は!!!!
が、子育ては共育ちというように、むっさむずかしくて、むっさ楽しいこのライフイベントを体験させてくれている彼の存在は、愛しさしかないってのは間違いない。
息子っちよ、君がどんなにまちがっていようが愛してるぜ、ベイベー。
でも母ちゃんと一緒に2026年はオオカミ少年からは脱却しようね、マジで。





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