ふれあい愛校作業
- medicaproject 医療福祉ライター今村美
- 10月6日
- 読了時間: 2分
土曜日は、息子の小学校でふれあい愛校作業。要は、親も子もみんなで掃除。
「ふれあい」なのに、つい黙々と職人のように掃除に勤しんでしまいそうになって、ハタと「あぁ、ふれあいだったわ」と気付くを繰り返す。
気になるでしょうよ、普段は掃除しないところに溜まった埃たちがよ。
お昼近くまで窓やら廊下やら外の水道回りやらの掃除をしていると、じんわり汗。
よか運動にはなる。
もちろん、ほかのママさんやら子どもたちとの「ふれあい」のよか機会でもある。
親も子どもも「ふれあい愛校作業」を終えて、帰路に着く頃、私は恒例の図書室へ。
学校といえば、図書室。
図書室へ通うのが目的だったと言っても過言でなかった小学生時代。
大人になっても魂は変わらず。
司書の先生とおしゃべりするところまでが学校へ行く目的。
息子はスクールバスに乗って帰っておるのに、母は図書室で談笑。
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「息子さんには許可もらったんですけど、ご本人からも許可いただかないとと思っとったけんちょうどよかった!来年の6年生の課題図書リストに入れてもよかですか?」と先生。
もちのろんだけれど、息子から聞いてはいたものの、息子が「いいですよ」と即答したというくだりは知らんかったので、ニヤリ。
ジュニア向けに書いた本とはいえ、ふりがなも少なめな拙著。
家に帰って、息子に「で、きみは読んだの?」と聞いたらば、「読んだに決まっとるやろ」という。
「いつ読んだ?読んでるの見たことないが?」と畳みかけると、「図書室で借りて学校で読んだけん。」
家にあるのに??と思ったらば、「借りる人が多いほうがいいやろうが。」
うん、違いねぇ。
生まれたときから万年反抗期の息子っちは、年々反抗っぷりが加速化していくのであるが(胎教に志ん朝師匠聴かせたのはやりすぎだったか?)、本当はだれよりも母の応援隊であることを母は知っている。どんなに憎たらしい口をたたかれようと、愛してるぜ、ベイベ。
それにしても『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』
とか
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とか、最近の図書室はセンスがよい。子どもらがうらやましいぜ。
本という存在に、図書室という存在に、子どもの頃の私はどれだけ救われたかしれない。
いまでも図書室という場所が学校の中で一等好きな場所なことも変わっていない。
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