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どうしたら世界を変えられる?

  • 執筆者の写真: medicaproject 医療福祉ライター今村美
    medicaproject 医療福祉ライター今村美
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分
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「どうしたら世界を変えられますか? どうしたら、子どもたちが生きたいと思える世界に変えられますか?」 と、自傷行為を繰り返す思春期の子どもを持つお母さんから質問を受ける。




私だって知らないよ、が答えなのだけれど…




子どもたちが生きていたくないと訴える世界は、かつて子どもだった私も似たようなことを考えていたなぁな世界で、根本的にはなにも変わってない。


だけれど、大人になる過程で、案外悪くないよこの世界も、に、変換ができてきた。


それができるか否かは、結局だれに出会うかにかかっていると思う。

結局、そのお母さんには大体こんな感じで返した。

「世界を変える力なんぞないし、世界は変わらないってことを一旦こころから受け入れて、胎に落として、そこからな気がしてます。


世界にも他人にも期待しないで、自分にできることを淡々とやる。


まずは、自分をしあわせにするのが一番にやることだろうと。


自分のこころが平和じゃないのに、しあわせじゃないのに、世界が平和であることもしあわせであることも実現できないだろうから。 ○○さんは他人軸や他者評価で生きすぎているから、疲れるし、自分の好きなものがなにかも、自分の人生をどう生きてよいのかもわからないってことになってしまうのだと思う。


この世におもしろいことはたくさんあるのに、生きることをおもしろがれてるおとなが少なすぎるから、つまらなそうに生きてるおとなが多すぎるから、子どもが絶望しちまうんだとも。


世界を愉快がって、おもしろがって、生きる。それだけ。

それだけしかできないし、それしかやってない。


できることなんかわたしにも、ない。」


 
 
 

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