top of page
  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

「古いものを古いままではいけない」fromキモノ女子会

今回はゲストありということで、久々のキモノ女子会。

キモノ女子会は、富士吉田にあるギャラリーナノリウムで月一ペースで開催されている趣味の会のようなもの。

ゲストは、ポーラ美容室の渡邉八重子さん。

全国日本着付け講師会最高師範である八重子さんの着こなしのモダンさときたら、本当に素敵でございましたが、お人柄といい、歩まれてきた道といい、最高でした❤ ポーラの販売員として月間100万を売り上げていたにも関わらず、美容の道を究めたいと一念発起。美容師となるために、3人のお子さんがいらっしゃる身で朝は未明から東京通いしたというエピソードには、4月から友人にベビーシッターをお願いして、夜の大学院通いを敢行しようとする身にとっても大いに励みに。近くに頼れるじじばばが住んでいない点も共通していて、ますます共感。

現在70代と思われる八重子さん(年齢不詳。見た目お若い!)、当時はいまのように新宿まで1時間半の高速バスがあるわけでもなく、いま以上に世間の母親への目はキビシカッタであろうことは想像に難くないのに、あっけらかーんとお話される八重子さんに女子会一同目がハート、すーっかりファンとなっていたのは私だけではなかったはず。

「なにをやってもいいけど、基本はしっかり」

「古いものを古いままではダメ。今風、新しいものと組み合わせてハッとするものになる」

「着物の糸に負担をかけない、やさしい着方が大事」

これらは着物だけでなく、あらゆることに通じる極意にも感じられる。

「その人がいかによく見えるか」を大切に、「きつくない」だけれど「崩れない」、八重子さんの着付け。ここぞという時に一度体験してみたい。

最新記事

すべて表示

老人ホームに住んでみた。

もう小5になる娘が1歳半〜2歳頃、ひょんなことから老人ホームに住み込み取材することになった。 2歳下の妹が入院していた病院で同室になった人が老人ホームの経営者で、新しく有料老人ホームを開設するという。話を聞いていると、認知症があろうがなかろうが、出入り自由(※入居者や利用者が自由に出入りができる施設はそう多くはない)。図書室にギャラリー、カフェ、食堂があり、入居者や関係者でない地域住民も出入り自由

4歳ムスコの平和的解決。

ムスコに「おこりんぼかあさんはこわくないの?」と尋ねたらば、 「こわくなーい。かっこいい。今度から、かっこいい!っていう~」との答え。 ふ~んと流していたらば、数時間後、いつものごとく、またムスコがやらかしている。 「なにをやっているの!」と叱り始めたらば、「かっこいい~」とムスコ。 なんのことやらピンとこず、叱るのをやめてキョトンとしていたらば、再度「かっこいい~」 しばし考えて、ようやく、「お

bottom of page