11/16備忘録
- medicaproject 医療福祉ライター今村美

- 11月21日
- 読了時間: 5分
気が付けばもう金曜。
先週は土曜日も盛りだくさんだったけれど、日曜日も盛りだくさん。
というわけで、備忘録。
まずは、お昼頃までソーシャルワーカーのゆりさんこと稲岡由梨さんの移転した新しい拠点へ。

福岡市東区八田にある街の相談室ほろんで、「街の居場所いいかげん」。

ゆりさんや同じく相談員でリエパンことパン屋さんのりえさんらが関わる人たちがグループホームから遊びに来てくれて、一緒にお昼ご飯食べたり、折り紙したり、のんびり時間。

お近くにお住まいのマダムがやってきてくれてお茶飲みながらおしゃべりしたり。
軒先で、廃棄処分される予定の野菜(この日はじゃがいも)を無料配布していると、前を通りかかる人たちが結構立ち寄ってくれたり。

だれでもふっと訪れることができてちょびっと孤独を癒せるこういう場が本当に必要とされているのだなぁと実感する時間に。
なんだか本当に好い加減にほっこり、心地のよい場所だったな。
遠いけど(笑)、また遊びに行こう。
続いて、中洲昼スナ「役に立たなくていい場所」へ。
この日は、社会的養護を必要とする若者を支援する団体「スマイリーフラワーズ」代表の窪田広信さんのお話。

21歳のときにワーキングホリデーでオーストラリアに行ったことが人生の大きな転機になったという窪田さん。その経験から、スマイリーフラワーズでは、国際教育促進事業、要は海外留学・体験をしたいという若者支援も手がけているとのこと。
19歳から20歳の1年間、大学を休学してヨーロッパ遊学した経験は半世紀近くになろうとしている私の人生の中でも、得難すぎる経験ができた1年間だったので、共感度高し。
言葉も常識もままならん中で想定外がひっきりなしに起きる海外体験をあのトンがったナイフみたいな感性の人の時期にできたのは、本当によかった。
よって、社会的養護が必要な子どもたち×海外体験という活動も興味深し。
窪田さんの子どもたちの可能性へのワクワクから活動されている様子にワクワクしながら、次の予定へ。
天神にある本屋【本のあるところ ajiro】にて、トークイベント「あの名作を生んだ作家が語ったこと……『キリンが文学を聞いたら』刊行記念 読売新聞文化部「本よみうり堂」の紙面作りをすべて語ります!」。
こちらも昨日同様ブックオカの一環。
読売新聞日曜読書面「本よみうり堂」のデスクである待田晋哉さんを招いてのトークイベント。書肆侃侃房から8月に出版された『キリンが文学を聞いたら』は、本よみうり堂でのインタビューを加筆・増補したもの。

新聞の中でも書評欄は大好物。書評欄”が”好きといってもいい。
読売新聞は同じ敷地に住んでる義弟が購読しているため、数日遅れて私の元へやってくる(笑)
大好きな本よみうり堂。そして、そのデスクのトークイベントとあれば行くしかない。
あの紙面ができる裏舞台、本よみうり堂に込めた思い。
穏やかなお人柄が窺える静かな語り口だからこそ、内側に秘めた熱量が伝わってきて、ますます本よみうり堂のファンに。(ご本人曰く、自分が表に出てしゃべるのは最初で最後とのことでしたが、またぜひともやってほしい)
トーク後のサイン会は辞退されていたにもかかわらず、『キリンが文学を聞いたら』にサインをいただく(笑)ますます貴重な一冊に。

本のあるところ ajiroの店内を見ていたら、土曜日に一目惚れして即買いしてしまった丸田洋渡さんの第一歌集『これからの友情』。
サイン本な上に、直筆でもう一首歌われておる…チーン。
そうだった、歌集に強いんだよ、本のあるところ ajiroは。
歌集買うならajiro、歌集買うならajiro、歌集買うならajiro…を脳裏に刻み込む。
そして、最後の最後。
車を停めていた駅の駐車場でさっきまで手に持っていた駐車券が、差し込む直前で消える不思議現象に見舞われる。駐車券を紛失するとお支払い金額が400円が4000円に変わるため、30分、車中やバッグを探しまくった結果、車と車の隙間で発見。 単にうっかりなだけだけれど、それゆえにロス時間にチーン。
自宅のある町付近まで車を走らせたところで、はたと車中の電気を消し忘れていることに気が付く。コンビニの駐車場に立ち寄り、電気を消して車中に戻ろうとすると…コンビニのすぐ前に停まっていた車がわざわざ横にやってきて、人が降りてくる。
何事…と思っていたら、娘の小学生時代の同級生ますや豆腐の息子っちとお母さん。
サンドイッチ2パックと豆腐とおからコロッケ4個が入った袋を手渡され、「だれかに会ったら渡そうと思っていたけどだれにも会わんねち言いよったところやったとです〜もらってください〜」とのこと。
駐車券はこのためだったのか〜!!!!!とありがたくいただく。
ますや豆腐は熊本との県境、立花町の中でも端っこのほうにある豆腐屋さんですが、豆腐だけでなくコロッケもパンもデザートもおいしい。常連のわが家ですが、これからの季節、湯豆腐や鍋するなら、ますや豆腐の豆腐はマジでおすすめ。
さて、サンドイッチとおからコロッケはその日の私の夜食に。
翌日娘の朝食にもう一つのサンドイッチ。
「こんなに美味しくて健康的なサンドイッチ食べてたらお肌ツルピカになっちゃうね〜おいしい〜しあわせ〜」と食べてる姿に、こっちまでしあわせになっちまうわ。
こころもお腹も満たされまくった日曜日でした。





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