高倉美恵さんの『眼述記』出版記念トークイベント@ブックスキューブリック箱崎店
- medicaproject 医療福祉ライター今村美
- 4月6日
- 読了時間: 2分

ブックスキューブリック箱崎店にて開催された、高倉美恵さんの『眼述記』出版記念トークイベントへ。
本書は、脳梗塞で全身マヒになった夫の介護記録であり、著者・高倉さん自身のガン闘病記でもある一冊。
「在宅で介護をするという選択に躊躇がなかったですよね?」という編集者・藤村さんの問いに対する高倉さんの答えは、「脳みそが帰ってくると思ったら、迷いはなかった。」
伝説の書店店長時代に培った、「とにかくおもしろさと情報を入れる」という文章術が存分に発揮されている本書。
介護を続ける中で大事なこととして語られたのは、「自分のご機嫌が一番!」
「ご機嫌を取る方法は?」との質問に、高倉さんが即答したのは、「だらけること!」
介護のリアルをユーモアに包んだ、力強いメッセージが次々と飛び出したトークイベントでした。介護に悩む人、闘病中の人にこそ読んでほしい一冊です。
さて、ブックスキューブリック箱崎店。
カフェ併設で、パン屋や雑貨もある本屋さん。
セレクションが好みすぎて、つい店主に「ここに住みたいです」と言ってしまったら、まさかの「いいですよ」!
そんなこと言ったら、本当に住み込みますよ?
実は、以前にも似たようなやってしまっていますからね(笑)
取材に行った有料老人ホームの建築がかっこよすぎて、「住みたいです」と言ったら、「いいですよ」と返されて…。結果、3ヶ月×2回の半年間、1〜2歳の娘を連れて、子連れで老人ホームに住み込んでみたのでした。
そういえば、勢いで言った流れから、本当に実現しちゃうタイプかもしれん(笑)。
『「不自由でなにがわるい』だって、そうやって出版にまで至った本。
が、流れに身を任せて、気がつけば自分でも思わぬところに流れていってしまうスナフキンタイプが戦略的に生きようと思ったら、はてさてどーする!?(スナフキンは戦略的に生きようとなんて思わんから、スナフキンでは?というツッコミはさておき)
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