top of page
  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

ライターという職業はもういらないのかもしれない。

天狼院書店というところがやっているライティング講座の特別編「スピードライティング講座」というのを通信で受講してみた。

考えてみれば、これまでまともにライティングについて教えてもらったことがない。

2500字を20分で書くというのだけれど、いつも書くスピードよりもちょっと速いくらいスピードだなぁと思いながら、課題に取り組む。

書きたいことは山のようにあると思っていたけれど、いざ書き始めると1500字とか2000字いかないくらいで筆がパタリと止まる。いつもは4000字くらいが通常の原稿量だから、よく考えてみれば不思議な話なんだけれど、2500字を20分というスピードでやろうとすると、やっぱり止まる。

書いては捨て、書いては捨て、どのテーマも大して書きたいことがないのかも? なんて思いながら、今日は娘が学校をお休みしてしまったこともあり、疲れて一緒に寝落ちてしまい、起きたら課題提出時間をちょうど過ぎた0時。結局、提出しそびれた。

で、途中まで書いては捨てた原稿を見ていて感じたのは、天狼院店主で講師の三浦崇典氏はスピードライターで、40分5000字で書いたほうがクオリティが上がるタイプなのは間違いないのだろうけれど、私がそのスピードで書こうとすると、かなり意地の悪い文面が並ぶことになる。私の地の性格の悪さが全面に出てしまう、ということ(-_-;)

結局、それぞれのスピードがあるから、早けりゃいいってもんでもないのだろう。

まぁ、早く書けるにこしたことはないし、時間かけりゃいいってもんでもないのは間違いないけど。

そして、ほかの方の書いている原稿を読んでいて感じたのは、みんなレベルが高いなぁということ。もう、ライターなんていらんのじゃなかろうか。

改めて、ライターの、ライターとして以外の生き方の出口戦略を考えなくては!と危機感を煽るには、とても有効だった。

最新記事

すべて表示

つなぐ人。

このところずーっと小児がんの小冊子づくりのために、土日なく取材やオンラインイベントが続いていたし、情報収集すればするほどポジティブな情報ももちろんたくさん知ることができる一方で、小児がんをとりまく厳しい現状や課題も改めてより深く広く知ることになる。 小児がんの子どもを持つお父さんお母さんからのSNSの発信に、サポーターであるとはいえ、当事者でない私がいいねボタンを押してよいのか、一瞬迷って、でもや

スナフキンの最期。

小2の娘に夫が「わかめちゃんもいつかはふらふら~と出ていって、お父さんはひとりぼっちになるんでしょうね」というので、「私がいますけど? 子どもたちが旅立っても、最後まで残ってるのは私だよー」と横やりを入れたらば、「この中で一番ふらふら~っと旅に出そうなスナフキンは誰でしょう?」と夫。 「お母さ~ん」と娘と息子の即答する声が重なる。 「スナフキン! 褒め言葉じゃん、それ!」と喜んでいたらば、夫と娘か

パートナーの‘理解’ってやつ。

長期休みに子連れで住み込み取材したり、大学院通ったりなんぞしていると、よっぽど「自由な奥さん」に見えるのか、「理解のある旦那さんですね」という言葉をよくかけられる。 そのたびに「理解」という言葉にひっかかって、「理解」という言葉をもう一度飲みこんでから、「ありがたいですよね~」等々の言葉が出てくる。 確かに「理解のある旦那さん」なのだろうけれど、夫からは「僕は妻の仕事やライフスタイルにこんなに理解

bottom of page