top of page
  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

介護者がつくる認知症情報誌『でぃめんしあ 』最新号のNo.7のテーマは、ズバリ、レビー小体型認知症!

介護者がつくる認知症情報誌『でぃめんしあ 』最新号No.7が発行されました♪

(私も巻頭エッセイ、こんなときどうする、介護のミカタを担当させていただいてまーす)

今回の隠れテーマは「レビー小体型認知症」!! 認知症の中でも、下記に挙げるような特徴的な症状があるにも関わらず、うつ病やアルツハイマー病などほかのタイプの認知症との誤診も少なくないレビー。診断に違和感を抱いたら、再診やセカンドオピニオンを考えてみるのも大切なようです。 ☆レビー小体型認知症の主な特徴☆

・幻覚(幻視・幻聴)➡いないはずの子どもがいたり、ごはんに虫がのかっていたり。意識がはっきりしている昼間にも見えるのが特徴!

・ふるえや歩行障害などのパーキンソン症状➡転倒や骨折のリスクが・・・

・レム睡眠行動障害➡夜中に大声で騒ぎ出すなんてことも・・・

・自律神経症状➡汗をかきやすくなったり、だるかったり。便秘にも注意! そして、レビーの大きな特徴が薬への過敏性(過剰反応)。ほんの少しの薬が影響して、急に寝たきりになるなんてこともあるので、薬には要注意です。 初期には記憶障害の症状もあまりなく、画像診断で海馬の萎縮が見られないレビーは専門医でも診断が難しいといいます。確定診断の後にも、定期的な診察で見逃さないことが重要です。

というわけで、今回の「介護のミカタ」には、レビー小体型家族会・おしゃべり会の野寺香織さんの登場してくださっているので、ぜひご一読いただければ幸いです♪

でぃめんしあNo.7 はこちらからも読めます♪

最新記事

すべて表示

老人ホームに住んでみた。

もう小5になる娘が1歳半〜2歳頃、ひょんなことから老人ホームに住み込み取材することになった。 2歳下の妹が入院していた病院で同室になった人が老人ホームの経営者で、新しく有料老人ホームを開設するという。話を聞いていると、認知症があろうがなかろうが、出入り自由(※入居者や利用者が自由に出入りができる施設はそう多くはない)。図書室にギャラリー、カフェ、食堂があり、入居者や関係者でない地域住民も出入り自由

どこにだって行ける。

特養で働く知人と話していたら、「離職がハンパない。ひどいありさま」という。 彼女は小学生のこどもがふたりいるので、歩いても行ける距離ということで、その職場で看護師として働いているが、楽しくない職場に居続けるケア職はこれからますます減っていくだろう。 いまのケア職たちは、SNSでつながって、「あら、こんなところに素敵な職場が!」と情報を得て、全国どこでも自分に合いそうな職場を選ぶことができる。 藤沢

命の沙汰は運次第?!

受けられる医療はどこに住んでいてもだれにとっても同じクオリティが担保されるべきだけれども、正直、命の沙汰は金だけでなく、残念ながら運次第と思えることは少なくない。 よい医者にめぐりあうも運。 命が助かるかも運。 こんな側面があるのは、残念ながら現実だ。 そもそも医療資源の単純な問題で、たとえば脳卒中を起こした時に迅速に医療機関にアクセスできる地域に住んでいるのか否かは大きいし、NICUのある地

bottom of page