top of page
  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

息子っちとONE PIECE FILM RED。

このところ、引越しの準備に仕事にとほぼほぼ放置状態だった弟くんと久々にラブラブすべく映画デート。と思いきや、「お母さんとデートだね」と言うと、「はぁ?デートって言わないし。デートってこういうのを言うわけではないんだよ!」と全力拒否(笑)歳小2にして、万年反抗期の弟くんが選んだのは、『ONE PIECE FILM RED』。 『ONE PIECE』自体は漫画も読むし、大好きだけれども、息子という存在がいなければ映画館で、大衆向けかつ子ども向けの映画を観るなんてことは決してなかっただろうから、娘も含め、子どもという存在がガリガリ広げてくる世界はいつもおもしろい。


というわけで、『ONE PIECE FILM RED』。ドラえもんしかり、クレヨンしんちゃんしかり。大衆向けかつ子ども向け映画って、大人が見てもうーんと考えさせられるくらいには哲学的で、なんだかんだよくできていて、おもしろいんだよなぁとベタに感動しつつ、ルフィーの一切の迷いなく、瞬時に真実だけを選び取れる、信じ切れる力は、心底うらやましい。


弟くんに「ルフィーはさ、どうして、迷わず、真実だけを選び取れるんだろう?人はさ、仲間を信じられなくなったりすることもあるじゃない?」と聞くと、「そんなの、作者に聞いてよ。作者に聞かなきゃわかんないよ」と言った後、「海賊王になりたいからでしょ!海賊王になりたい人が迷ってたら死ぬよ!」と返ってきて、子どもってやつは本当におもしろいなぁ、と思う。


「Tくんはさ、海賊王になりたい?」と聞くと、「なりたくないし、そもそも今は海賊の時代じゃないでしょ!みんなで地球を守っていこう!っていう時代なんだから」と返ってきて、君もまたシンプルでいいね、と思う。


さぁて、来週はついに福岡へお引っ越し。 2度目の転校に、中学受験。どうなることやらですが、母は子どもの未来を全力でサポートするのみ!

閲覧数:44回0件のコメント

最新記事

すべて表示

従兄といっても存在を知ったのは20歳も半ばを過ぎた頃だったので(祖父の前妻は病死してしまったため我が祖母は後妻で、前妻との間に息子、つまり伯父と従兄弟がいたことが判明)、幼少期から共に過ごした他の従兄たちとはちょっと違って、やはり心理的距離はあるのだけれども、その従兄が他界した。 瓦職人だった従兄は屋根から落ちて、頸椎を骨折し、ドクターヘリで運ばれた。数日は意識もはっきりしていたものの、あの世へと

bottom of page