ALSと希望と
- medicaproject 医療福祉ライター今村美

- 10月25日
- 読了時間: 1分

ALS患者で活動家の畠中一郎さんにインタビュー収録。
ALSという病気のひたひたと死が押し寄せてくる恐怖は当の本人にしかわかりえない。
患者側とそうでない側にはくっきりと線。
それでも遠巻きに恐々としているのではなく、わかりえないことをわかりたくて、ギリギリまで攻めるけれど、決してその線を踏み越えない。
なぐさめややさしい言葉をかけることが共感ではなく、踏み越えない距離を測ろうとする営みを共感というのだという畠中さんの言葉が刺さる。
希望は、外からはやってこない。自分の中から見出していくしかないのだという言葉にも、今このタイミングでインタビューさせていただいていることの意味を勝手に見出してしまう。
気が付けばインタビュー収録は2時間近く。
よき時間でした。





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