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  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

お金も大事。でもお金でもないのよ。

更新日:2021年6月23日

ギャラは仕事への評価なので、そりゃあ高いにこしたことはないのだけれど、どんな仕事をして、どんな仕事をあきらめるかは、お金だけの問題でもなくて、結局のところ、その仕事に求められていることと、私のやれること、やりたいことの一致具合なのではないかと思う。

同じ方向性を向いているという温度感が感じられれば、私の持っているものを最大限いかせすことで相手に喜んでもらえたり、社会的に意義のある仕事につながりそうだと線がパシーっとつながれば、変なもやもやは生まれない。

社会的に意義があると思えても、方向性が私と異なる場合は、やっぱりもやもやは生まれてしまうから、それは私が最適解ではないってことなんだろう。

まだ軸が定まらなくて、フラフラとしているところがあって、一旦大丈夫だろうと思えても、やっぱり無理と判断しなくてはならないことがあったり、本当の意味で誠実であるために時に誠実さを欠くこともあったけれど、やっと基準が明確になりつつあるように思う。

大学院も子育てもフル回転の中での仕事の選択は、どんどんシビアになっていくのだけれど、シビアになればなるほど、私がこころからやりたいと思える仕事につながっていく不思議。

こころから自分が役に立てると思う仕事を納得できるギャラでやる。

いたってシンプルなお話だ。

でもね、やっぱりお金ではないから揺れるし、いっそお金ではない物々交換みたいな仕事も割と好きだったりするから、話はややこしい(笑)

あきらめたものの代わりに得たものは、お金うんぬんではなくて、本当に心からやりたいと思えるもので、もちろんこれまでだってそうだったけれど、でもこれまで以上に全力でやる。で、あきらめたものの成功を全力で祈る。勝手な言い分だけれど。

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