最近子育てのネタが多いのは、つまり娘ちゃんの様子がちょっと不安定で、彼女への「介入」強化が続いているからである。
結局のところ、本人の問題は本人が乗り越えるしかないわけで、親にできる「介入」について考えると、彼女と楽しい時間をつくりながら話を聴くことくらいか。
というわけで、今週末は彼女が始めたいと言っていたお琴のレッスンをスタート。
なんと富士吉田市の方なら市主催?のジュニアカレッジ経由、無料で半年間レッスンが受けられるのですって!
わが家は富士吉田市民ではないので、個人レッスンしていただくことになりましたが、流れで私も一緒に習うことに(笑)
琴、楽しい。私のほうがハマってしまう……(-_-;) 月に2~3度は、弟抜きで彼女との時間が自動的にできるという意味でもこれはありかもしれない。
翌日は富士吉田にあるアートギャラリー・ナノリウムへ。
目下、「みんなでつくる堀尾貞治展」。
堀尾さんの作品が真ん中に描かれていて、家でこどもたち2人と各々塗りつぶしたりなぞして遊んだハガキ=「恥の上塗りハガキ」をオーナーののぞみさんに渡すと、それも作品の一部に。なにやら楽しい。
デッキに出ると、ところどころにペンキで塗られた作品が置いてある。
脇にはペンキ緑・黄・赤・白の4色。なんと好きなように上から「恥の上塗り」してよいのですって!
こりゃあ楽しい!
もちろん、娘、大いに満喫。ムスコ、お昼寝ってことで連れてこなくて正解(笑)
葉っぱにも恥の上塗り。
名付けて「逆日の丸」。
まぁ、こんなことしたからって、いざ月曜日が始まれば、また娘の不安はふつふつとわいてきたりなぞして、決して解消されるわけではないだろうけど、少なくとも夢中で遊んでいられる時間は確保できた。 即効性があるわけでもないし、なにかを期待しているわけでもないのだけれど、それでもアートの力のことは結構信頼していたりする。
マーク式のテストとは真逆にある思考問題が多く提出される子育ては、おもしろかったり、ときに「(解は)神のみぞ知るか?!」と逆ギレしたくなったり、「恥の上塗り」の連続だ。いずれにせよ'クリエイティブ’であることは間違いないね、うん。