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  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

【本】ボーク重子『世界最高の子育て』

副題には「「全米最優秀女子高生」を育てた教育法」とあって、このタイトルにぎゅーんと手を伸ばす親もいる一方、逡巡する親もいるよねと思いつつ、もちろん後者で逡巡しながらも、口コミの評判を読んで、結局買う(笑)

「全米最優秀女子高生」に選ばれるようなエリートを育てるという文脈は表面的なことで、共感できるところ多々。

・共感力→協働力を育てる

・「好き・得意」を伸ばす

は、私が子育てで最も大切にしていることでもある。

だからこそ、介護施設に子連れで住み込み取材に行くなんてこともやるわけで。

共感力→協働力、自分が何をしていると幸せで、何をすると人に喜ばれるのか、娘がその気づきを得られるまたのない機会になっていることは言うまでもない。

本著内で実践されていることのいくつかは既に我が家でも実践されていることでもあったけれど、一方、最近「どうでもいいこと」を見逃せずに注意して、娘の自己肯定感を阻害する傾向にあったので、その点は大いに反省。

もっとこうできるなという改善ポイントやこれは取り入れたいという新たな気づきも。

たまにこうやって自分の子育てを振り返る機会も必要だなー。

これからの子育てにとって、とっても大切なエッセンスがつまった良書。

タイトルに躊躇せず、ぜひとも手にとってほしい。

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