top of page
執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

ぐるんとびーは、生まれてまだ3歳にもなっていないという話。

ぐるんとびーは、実は生まれてからまだ3歳にもなっていない比較的新しい介護事業所だ。

発信力が高くて、PR力もあるだけに、あっという間に知名度を獲得してしまって、ついうっかりしてしまうのだけれど、「そういやまだ3年も経ってないじゃん!」とふと我に返ることしばし。 今回の調査のタイミングは、ぐるんとびーのケアの伝達と意思決定のカタチをちょっと明確化してみようという体制の面での試みがちょうどスタートしたばかり。

Always Why、で、常にそのときの最適解を考えるぐるんとびーだからこその揺らぎもある。

でも、その揺らぎの中で、いまの構成メンバーの中でそれぞれを生かす最適解を探そうとする姿勢には、「ぐるんとびーらしさ」がしっかり反映されていて、組織図として表面上は変わっているようには見えても、本質の部分までが変わっているという印象は、少なくとも私は受けなかった。

写真はご利用者さんとスタッフが同伴出勤する赤ちゃん。

ぐるんとびー代表・菅原健介さんの描くぐるんとびじょん(と勝手に呼んでいる)は、壮大だ。10年、20年それ以上かかってもおかしくないような大きなビジョンを実現するための一つのツールとして、介護事業所であるぐるんとびーがあると理解しているのだけれど、そのぐるんとびーもまだ3歳にもなっていない、ということをいまさらながらに気付いた3泊4日。 今回もまたたくさんのまなびと気づきをいただきました。

そして、最後は結局「ぐるんとびーやっぱいいなー」というところに落ち着く(笑) うん、ぐるんとびー、やっぱ、いいよ。

最新記事

すべて表示

老人ホームに住んでみた。

もう小5になる娘が1歳半〜2歳頃、ひょんなことから老人ホームに住み込み取材することになった。 2歳下の妹が入院していた病院で同室になった人が老人ホームの経営者で、新しく有料老人ホームを開設するという。話を聞いていると、認知症があろうがなかろうが、出入り自由(※入居者や利用者...

どこにだって行ける。

特養で働く知人と話していたら、「離職がハンパない。ひどいありさま」という。 彼女は小学生のこどもがふたりいるので、歩いても行ける距離ということで、その職場で看護師として働いているが、楽しくない職場に居続けるケア職はこれからますます減っていくだろう。...

命の沙汰は運次第?!

受けられる医療はどこに住んでいてもだれにとっても同じクオリティが担保されるべきだけれども、正直、命の沙汰は金だけでなく、残念ながら運次第と思えることは少なくない。 よい医者にめぐりあうも運。 命が助かるかも運。 こんな側面があるのは、残念ながら現実だ。 ...

bottom of page