ともに国際医療福祉大学大学院の医療福祉ジャーナリズム専攻でのまなびをスタートする仲間たちは、私も含め7名。 よって、私たちの師であるゆきさんこと大熊由紀子さんは「七福神(七人の侍)」と呼ぶ(笑) 七福神は、患者団体、保健師、管理栄養士、ケアマネ、障害者支援事業所の経営者・・・と現場の人ばかり。 共通するのは、現場体験から見えてきた問いがあり、それに対する解を導き出し、社会に一石を投じたいというこころざし。 「この仲間に出会えただけでもこの大学院に入ってよかった」と、みな異口同音に語るけれど、私も本当にそう思う。 この大学院でよいのか、このタイミングでよいのか、いろいろぐるぐるしていた時期もあったけれど、えいやっと決断してよかった。 一歩先に駒を進めることができてよかった。
近年さかんにチーム医療とか多職種連携とか声高に叫ばれているけれど、ライターというのもクライアントさんがいて、編集者がいて、ある意味チームだし、そもそも多職種連携が求められる職業でもあるのだけれど、一人で書いている時間のほうが圧倒的に長く、結構孤独でもある。 最近はネット上で仕事が来て、直接顔合わせしないまま、納品までが終わることもたまにある。つまり、ほかのチームメンバーの顔が見えない。 また、この文脈とは別に、ライターとしてほかの人と組んでなにかやるというよりは、一匹狼でやってきたところもあり、そろそろいろんな意味で「仲間」がほしくなってきたというのも、大学院を後押しした一因かもしれない。 テーマはそれぞれに異なっていて、決して同じ方向だけを向いているのではない。
でも、いてくれることが心強い。 そんな仲間になれそうな気がして、ワクワクする。
七福神でこれから一緒に学んでいけることは、純粋にワクワクする。