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  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

八女に来んね(おいで)♪ file001 うなぎの寝床


実家八女が熱い。

帰福のたびに新しいお店が、しかも素敵なやつができている。

2012年に、八女福島白壁の町並みの一角にオープンした「うなぎの寝床」はその走り(と勝手に思っている)。

筑後(もちろん八女含む)地方はもちろん、福岡、ひいては九州の「ものづくり」にとことんこだわってセレクトされた商品が並ぶアンテナショップだ。

伝統あるものを「いま」にアップデートし、洗練された商品たちは、どれもこれもほしくなる。

お値段も安くはないけれども高すぎず、手が届くところにあるのも魅力的。

なんといってもうなぎの寝床からは「ものづくり」する職人さんたちへの愛を感じる。

仏壇職人に大工と職人に囲まれて育った人間としては、わくわく心躍る。

オープン当初から大ファンで、帰福のたびに訪れていたら、八女本店に加え、いつの間にやら東京にも分室ができ、本店の同じ並びに旧寺崎邸もオープン! 旧寺崎邸には、福岡市・大川・久留米に拠点を持つ人気の珈琲店「あだち珈琲」と図書室も入って、コーヒーを飲みながら読書もできる素敵仕様。 なんだこれ、富士北麓地区にも分室つくってくんないかな。マジで! うなぎの寝床を目指して遠方からも人がやってくる。九州出身でない若者が移り住んでスタッフとして働いている。これまでは八女でお目にかかることのなかったような小洒落た若者たちが白壁の町並みをコーヒー片手にかっぽしている。 福島白壁の町並みに人を呼ぶことに、うなぎの寝床は間違いなく貢献している。

店長の春口さんに「うなぎの寝床はどうしてこんなにうまく地元に溶け込めたんですか?」と尋ねたら、「白壁の保存会、町おこしは20年近く前から始まっていて、卵を投げつけられたりといったこともあったみたいなんですが、その時期を経て、僕たちが始める頃には街づくりを一緒にやっていこうとう空気になっていた。タイミングがよかったんです」とのこと。 八女福島白壁の町おこしにも歴史あり。

ちなみに、うなぎの寝床で出している福島の本をぺらぺらめくっていたら、白壁保存に大工として関わっている叔父が写真に載っていて、思わず購入。

職人へのインタビュー本出すなら、私にやらせて~(笑)

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