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執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

福祉の世界をupdateする若者たち!「社会福祉HERO’S(社会福祉ヒーローズ)」賞♪

全国社会福祉法人経営者協議会(全国経営協/会長 磯 彰格、東京・千代田)では、社会福祉の最前線で、福祉の世界をよりよいほうへupdateしようと挑戦をする若者たちへ贈るHERO'S賞を創設、去る3月14日に表参道ヒルズにて、プレゼンテーションコンテスト兼授与式が開催された。

Care Weeksと重なって当日参加はできなかったのであるが、「社会福祉HERO’S(社会福祉ヒーローズ)」賞にノミネートされた受賞者6団体から投票形式で最優秀賞を選ぶのは、会場に足を運んだ現役バリバリの福祉人材や未来の福祉人材である学生たちというのも試みとしておもしろい。自分たちで選ぶベストHERO。

福祉の世界は、なにかとネガティブにとらえられがちだけれども、実際に人材不足に財源不足とネガティブ要素満載で切羽詰まっているだけに、脳みそ使ってなんとかしなくてはと、クリエイティブなことがどんどん生まれてくる可能性も大いに秘めている。低空でも飛行できているうちは、案外その低空でよしとしがちなのが人間であるという側面もあるけれど、このままじゃ~だめなんだ~と~、とまどい~傷つき~ながらも、福祉の世界をupdateしていこうと、冷静と情熱の間で踏んばる若者が全国各地で誕生している。

第一回の最優秀賞受賞者は、京都府「みねやま福祉会」Ma・Rootsセンター長、櫛田啓(くしだたすく)さん(35歳)。

資料によると…

「虐待などの事情により社会的な養育が必要な子どもと関わり、彼らを支援するほかにも、障がい者施設・特別養護老人ホーム・保育所が同居する「ごちゃまぜの福祉」をコンセプトとした施設に施設長として挑戦中。施設建設時には、地域住民から反対運動も起こったが、現在では「(施設の)子どもが増えて活気づいた」「地域の祭りが以前より盛り上がる」など、感謝の声も。フェアの企画・運営やデザイン戦略、SNS戦略を駆使した先端の採用手法を取り入れるなど、活動は多岐に渡る。」

とのこと。「ごちゃませの福祉」は私の大好物である(笑)

それにしても、またもや京都!

京滋嚥下・摂食を考える会といい、認知症ケアや多職種連携のあり方といい、京都は層が厚い。またひとつ、取材へ行きたいところが増えた。

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