ぐるんとびーの未来会議を3月11日開催にされたのには、東日本大震災の後、現地で心身燃え尽きてしまう勢いで支援にあたっていた代表菅原さんの想いが込められている。
「東日本大震災で感じたこと、いまの日本に必要なのは『生きることの教育改革』 『安心して暮らせる、ゆるやかに連帯したコミュニティ』だと僕は感じてる」と菅原さんは言う。
菅原さんの考え方には、同世代ということもあってか、共感するところがとても多い。
だからこそ、ぐるんとびーのチャレンジを誰に頼まれたわけでもないのに追い続けてしまうのだろうと思う。
未来会議には少し遅れて到着してしまったので、既に自己紹介はほとんど終わってしまっていたのだけれど、藤沢・鎌倉に縁のある主にケア職の方々が参加されていたようだ。
ぐるんとびーのこと、東日本大震災での経験がぐるんとびーの原動力になっていること、デンマークのこと・・・
菅原さんの語るぐるんとびーのことを、ときにはこうして繰り返し聞くことは、「ぐるんとびーのおっかけ」としては、重要だなぁと再認識。「聞いたことのある話」でも新たな発見があることもあるし、「常に最適解を更新する」ぐるんとびーの変化にキャッチアップできる。 ぐるんとびー、藤沢の次は、鎌倉でも新たなチャレンジを展開する模様。 どんなふうにカタチになっていくのか、本当に楽しみだ。 それにしても、ぐるんとびーの課題も、失敗談も、かっこつけることなく話せてしまえる菅原さん。こちらのほうが「えぇっ、そんなことまで話しちゃっていいの?」と心配になるくらいだけど、ぐるんとびーを応援する人がどんどん増えていくのには、ぐるんとびーのチャレンジの未来性もさることながら、この愛すべきキャラクターによるところも大、という気がしている。