今日は医学ジャーナリスト協会による医学ジャーナリスト基礎講座の第3回目。 「日本のがん医療と報道」と題して、講師に勝俣範之先生の登場とあってとっても参加したかったのであるが、今年は役員を担当している育成会の総会と重なって断念。 それにしても2月はガン・がん・癌なひと月だった。 仕事柄、取材を通じてがん経験者の方々と交友を持つことは多いし、残念ながら逝く姿を見送る機会もたぶんほかの同世代よりも多い。 が、2月は大学時代からの友人のがんによる死を突然知らされるわ、別の友人からがんの再発を知らされるわ・・・ 一方で妊娠により子宮頸がんが発覚、流産死産の経験を乗り越えて出産したことの報告があるわ・・・。 (妊娠&子宮頸がん発症からしばらくはしょっちゅう電話で話を聞いていたものの、流産数回以降1年超連絡がとれなくなっていたところを、突然の「今朝出産しました」。メールの文面を見た瞬間の衝撃はきっとずっと忘れない。出産1週間後に電話をくれた際に「(死産したこともあって)両親にすら言わなかった」と出産の時までひとり抱えていたことを知る。「あまりにも大変すぎると人には言えなくなる」の言葉に、「相談できる人」にはまだアクセスできるけれど、より一層誰かのサポートが必要と思われる「相談できないほどの状況におかれた人」にはアクセスしづらいという件について考えさせられる。) 皆、普段からの友人で、しかも40歳前後の同世代。がんは私たち世代にとっても決して遠い世界の話ではないことを改めて痛感する。
昨年末にひっかかった乳がん検診は、たしかにしこりはあるものの悪性度は高くなさそうだということで半年後に再診だけれど、半年ほうっておいてよいのか?という不安がむくむく。 手強いのはなにもがんだけではないけれど、やっぱりがんは手強い病気だ。ゆえに情報も多ければ、迷いも多く生じがち。勝俣先生の話、聞きたかったなぁ!