• medicaproject 医療福祉ライター今村美

「在宅ケアの不思議な力」by秋山正子さん


今日は緩和ケア研究会のメンバーの車にのっけていただいて、甲府で開催の秋山正子さんの講演会へ。 訪問看護の先駆者として知られる秋山さんは、訪問看護ステーションだけでなく、暮らしの保健室にマギーズセンター東京と次々と新しい試みにチャレンジされていて、スーパーナースのイメージが強い。

そんな秋山さんの「地域を耕し、日々を積み重ねていたら、新しい発展を生むチャンスに巡り合った」という言葉は、ずしんと響く。

医師だって、はじめから在宅医療に精通した医師がいたわけではなく、日々の診療の先に在宅があって、その在宅に踏み込んでくれる医師をスカウトしていった結果、在宅のできる医師が育っていった。

そうやって地域を耕していった先に、暮らしの保健室ができ、マギーズセンターができた。

上手に訪問看護等々を使って重装備にならない、「ほとんど在宅、たま~に入院」。 これを実現できる地域をつくろうと思ったら、地道に耕していくしかない。 当たり前のことだけれども、この大事なことを再認識させてもらう、とてもよい講演会でした。 お昼を済ませて、午後からはふくしま共同診療所院長の布施幸彦さんの講演会へ。

「ふくしま」で起こっている、普段目をそらしていることの一部を知ることには、罪悪感が伴う。というよりも、むしろ、罪悪感しか、ない。そもそもこうして書くことすらためらわれる。結局のところ東電から送られてくる電気を使いながらも、福島産の食べ物を避けて、のうのうと生きている人間に言えることなんか、なにもない。ただ、ずっとこころにとめながらも、この7年ずっと足を運び損ねている福島には、会いに行きたい人がいて、その人が語る福島のことが聞きたいと、こころから思った。今年こそ行けるだろうか。

5回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

どこにだって行ける。

特養で働く知人と話していたら、「離職がハンパない。ひどいありさま」という。 彼女は小学生のこどもがふたりいるので、歩いても行ける距離ということで、その職場で看護師として働いているが、楽しくない職場に居続けるケア職はこれからますます減っていくだろう。 いまのケア職たちは、SNSでつながって、「あら、こんなところに素敵な職場が!」と情報を得て、全国どこでも自分に合いそうな職場を選ぶことができる。 藤沢

命の沙汰は運次第?!

受けられる医療はどこに住んでいてもだれにとっても同じクオリティが担保されるべきだけれども、正直、命の沙汰は金だけでなく、残念ながら運次第と思えることは少なくない。 よい医者にめぐりあうも運。 命が助かるかも運。 なーんて側面があるのは、残念ながら現実。 そもそも医療資源の単純な問題で、たとえば脳卒中を起こした時に迅速に医療機関にアクセスできる地域に住んでいるのか否かは大きいし、NICUのある地

富士北麓のキャンサーズナイト。

昨日の富士北麓緩和ケア研究会は、ご自身がん体験者で、政策提言にもガンガン関わっていらっしゃる山梨を代表する、否、日本を代表するがん患者活動家のお一人・若尾直子さんをお迎えしての公開勉強会。さすが、山梨県のがん医療のことがよくわかる! 若尾さんのお話からは、自身にとって最適な医療を受けるためには、受け身の姿勢ではなく、自身の抱えるの不安や悩み、やりたいこと、やってほしいことを整理して、言葉で伝える努

山梨県南都留郡

忍野村忍草

  • White Facebook Icon
  • White Twitter Icon

© 2017 by Medica Project created with Wix.com