というタイトルに惹かれて、本屋で何気なく手に取った本著。
表紙の東洋哲学の偉人たちのイラストとひとこと解説も so good。
読み始めたら、あまりにもおもしろすぎて、立ち読みしながら思わずニマニマ。
しんめいPって誰やねん!と、プロフィール確かめてみたら、ますますおもしろい。
立ち読みで読み終えそうなおもしろさにクラクラしながら、気がつけばレジ。
ブッダを超ハイスペックなひきこもり呼ばわりをし、
龍樹をひろゆきと重ねるって・・・それって、あなたしかやら、ないから! こういう天才をちゃーんと見つけてくる編集者も、本にしちゃうのも、エライ!
エラすぎるよ!!
「白紙」のページの”ムダ”(ではなく、”空”)がゆるされる本なんてなかなか、ない。
(このあたりにも編集者のセンスが光ってる)
すべてが東洋哲学だから!でゆるされる『自分とか、ないから』。
2024年4月初版で、現在9刷、既に8万8000部のベストセラー。
そりゃあそうだよなぁ、このおもしろさだもんなぁとは思えど、この本が売れてくれる世の中がうれしい。
「個人的にコスパ最強の「書く」方法。
それは「書かないこと」」
って、むっちゃタイムリーなお言葉よ!
あとがきの「からっぽ」な感じで書く、という、この境地に至りたいという、今切実な欲も空海ならきっと肯定してくれるに違いない。
9月は年明け出版の本の原稿をひたすら書く。いや、書かない。
でも、書き上げる。
きっとあらゆる欲と闘いながら。この本をバイブルに。
#自分とか、ないから
Comments