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  • 執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

探究学舎と息子くん。

更新日:2022年2月20日

探究学舎という、まさに文字通り、子どもたちの探究心に火を点けて、あれよという間にその世界へと誘ってくれる学舎(まなびや)がある。


大元のスクールは三鷹にあるのだけれど、新型コロナを機に、オンラインコースがスタート。わが家の子どもたち(小5娘と小1息子)もオンラインが始まった当初からずーっと受講し続けている。


海洋生物編だとかアート編だとか、2ヶ月単位でテーマが変わり、目下ロボット編。3月からは、広げるコースと深めるコースの2つのコースに分かれ、広げるコースは1ヶ月単位でテーマが変わり、深めるコースは一つのテーマを半年かけて深掘りするという。つまり、大リニューアルが行われる。


週末は図書館通いが日課で、当たり前のように本があるわが家では本を読むことは空気を吸うみたいに自然なことで、しかも子どもたちはふたりとも雑食なので、ひろーくあさーい知識があることは、この2年弱の受講のおかげでよく知れた。


どのテーマでも面白がれるし(テーマによって、姉が食いつくこともあれば、弟のほうが食いつきがよいことはもちろんある)、どのテーマが来ても、フックになるような読書or実体験があるから、結びつけては楽しそうに語ってくれる姿を見ているのは母も楽しい。なんといっても、授業の切り口や構成、講師陣が秀逸で、大人でも大いに楽しめてしまう。


というわけで、広さよりも深さを手に入れたいわが家は、広げるコースより深めるコースだなーと思っていたらば、深めるコースは対象年齢が10歳以上とのことで、息子くんにはどうやら早過ぎることが判明してガックリ。思春期入口の姉にとって母親が勧めてくる探究学舎はどんなに楽しくても「お勉強」カテゴリーになりつつあるし、彼女自身が自分のやりたいことがはっきりしてきたので、姉に関してはそちらに伴奏するのがよさそうという思いもチラホラ。ここはいっそ一旦お休みをして、また半年後に予定されている新しいコンテンツが始まってから再開を検討するか…


と思っていた矢先、息子くんと2人で今週のロボット編を受けていたらば、思いのほか、彼の持っている知識と思考がおもしろすぎて、やはりこのまま広げるコースを受け続けるか…と思い直しつつある。彼の思考は、いわゆる「よい子」でもなければ、規定の枠組みで考えるというのでもないから、いつも母の斜め上。「なぜ、きみはそう考えたの?」と問わずにはいられないし、その答えもまた母の思考回路とはまったく異なるから、「へぇー」とおもしろがらずにはいられない。姉のほうと対話することをメインで楽しんでいたから、弟くんはサブのようなものだったけれど(失礼!)、弟くんメインで続けてみるのも楽しいかも知れないなぁ。


それにしても、これじゃあ子どもの習い事なんだか、母の習い事なんだか(笑)


でも探究学舎初めての人にはぜひとも受けてみてほしいなぁ。間違いなくおもしろいから。

<体験授業&説明会>はこちらから


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