息子っちの断髪式
- medicaproject 医療福祉ライター今村美
- 2024年11月24日
- 読了時間: 2分



小6の卒業式まで伸ばすのだろうと思っていた髪を切ると言い出した小4の息子っち。
髪の毛を切りたくなさすぎて、「ドネーションをする」というだれも文句が言えない言い訳を見つけてきた未就学児の彼が髪の毛を伸ばし始めて早4年。
腰近くまで伸びた髪は、ドネーションに必要な31cmギリギリ確保できそうというので妹のかかりつけの美容室を予約してもらう。
今日はいざ美容室へ!
髪の毛を切られる間もずっと不機嫌そうな顔の息子っち。
本当に髪の毛を切られるのはイヤなんだな、相変わらず(笑)
事前情報をしっかり伝えてくれていた妹のおかげで(この辺りのアシストはわが妹ながらさすがすぎる)、担当美容師さんも怯むことなく、「お母さん、聞いているから大丈夫ですよ〜」と笑顔でサクサクカット。
初対面とは思えん。さすがプロ。
サッカーを始めて、「女かと思った」と言われる機会が増えて、プレーをするのにも邪魔だし、伸ばすのがイヤになったのだろうと安易に考えていた母は、
「また伸ばすよ。ドネーションするに決まっとるやろうが!」
と、また伸ばすつもりでいることを知って、ちょっとびっくり。
でも、万年反抗期のキミが本当はむちゃくちゃやさしいヤツだってことをお母さんは知っているよ。
なにげに小児がんや障害関連の本を読んでいたり、ドネーションに関する本を小学校の図書室の司書さんに薦められて読んでいたり。
(OriHimeの本を息子っちに薦めてくれたりと、いつもナイスアシストしてくれるこの司書さんに母は絶大な信頼を寄せている。司書さんが好きすぎて、授業参観等のイベントのときには必ず彼女に会いに図書室に足を運ぶ、笑)
無関心を装ってはいるものの、私の仕事ややっていることにも、実はだれよりも理解を示してくれているのがキミだってこともお母さんは知っている。
いつもありがとね。
キミの髪の毛に込めた想いが、いまウィッグを必要としている子どもたちに伝わりますように!
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