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対話と対話と、バラバラばんざいワークショップ

  • 執筆者の写真: medicaproject 医療福祉ライター今村美
    medicaproject 医療福祉ライター今村美
  • 5月1日
  • 読了時間: 3分

「レポート、ブログに書くね」と言いながら、気が付けば早10日以上が経っている。


時が経つのが早すぎる。


4月19日に参加したteamはちどりの「バラバラばんざいワークショップ」は平和×哲学対話を謳った対話のワークショップ。





テーマは、「なぜ歴史を学ぶのか」(だったはず、多分、笑)


その翌々日にもオンラインで合同会社対話のNukadokoのひよこさんこと柿田安岐子さんが開催する対話の会に参加したところ、「対話の場で最初に心理的安心安全と言われてしまうと、とても違和感を感じる。私は言いたいことが言えなくなってしまう」と、冒頭にひよこさんのことば。これを聞いて、バラバラばんざいワークショップにおける対話のことを心地よく思い出した。


「バラバラばんざい!」と言っているだけあって、teamはちどりでの哲学対話は、まさに「バラバラばんざい」。

パパと小学生の娘ちゃんと参加されていた常連さんと思われるママ(この日の名前は「ChatGPT」)は、初っ端っから思ったことを素直に言う。なんなら、夫への苦言も混ぜ込む(笑)その混ぜ込みご飯のブラック加減の絶妙さといったら天才的。


それに対して、「そうそう、かっこいいこと言わなくていいのよ。いつもありがとう」と、主宰のAyumiさん(この日の名前は「Siri」)が、すかさずあうんの呼吸でツッコミを入れる。


平和×哲学なんて言われた日にゃあ、いや、そうでなくとも対話の場となると、思わず優等生なこと言いたくなるのが人の…と大きくまとめちゃあかんのよ…私のsaga。


結局のところ優等生なこと言っちまうんだけれども、優等生なことを言うことに対して躊躇せずに自然体でいられて、家に帰って一人反省会することなく済むのが「バラバラばんざいワークショップ」のおもしろさ。


こういう対話の場は実はあるようでなかなかない。

前述のママのほかにも、ブラック担当っす!的なこと言いながら、常連さんと思われる方が「歴史から学ぶって、超頭いい奴が、ブラックアップデートするのにも利用されるよね」と、なかなかに鋭い指摘。


ここに大学生の「いやいや、それでも歴史から学んで世界を平和によりよいほうに導こうとしている人たちに希望を見出したい」という意見。


どっちもいい。


かっこよくなくていい。ブラックでもいい。ホワイトでもいい。グレーでもいい。

どんな意見が出てきても、なんかここちわるくない、というか、むしろいい。


初めての参加だったはずなのに、ずっと前からみんなと対話してきたんじゃないかという錯覚を覚える空気感。


よき対話の場は、あえてそんなこと言わなくとも、結果的に安心安全の場を担保してしまうものではなかろうか。


うれしかったのは、対話の中で「(バラバラばんざい)ChatGPT」から意見を聞かれたこと(笑)

毎日リアルChatGPTにはこちらから聞いてばかりだからね、「ChatGPT」から意見を求められるってなんかうれしいよね(笑)


さて、次回は、対話のワークショップの後に常連ママがスナックのママになって、大人の【語り愛】イベントも開催される模様。息子くんの運動会の後だけれど、行きたいなぁ。きっと行ってしまうんだろうなぁ。





この空気感を味わいたくて。

 
 
 

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