大船渡の社会福祉法人である典人会DCATが、支援物資を募っています。
何度も取材をしてとてもお世話になっている熊本のグループホームせせらぎの高橋恵子さんのお誘いで初めて大船渡を訪れたのは2年前のこと。
ずっと遠巻きに気にしていた東日本にやっと足を運び、当時のお話を聞かせてもらえた経験はとても得難いもので。震災をめぐる旅をガイドしてくださったのが、典人会の内出さん。
典人会は東日本大震災でも自ら被災しながら、災害支援に尽力された法人で、今回もいち早く動いていらっしゃいます。
開設した福祉避難所が避難区域になるなど、どこまで火の手が延びているのかを考えながらの避難&支援活動にじわじわと追い詰められている気分とおっしゃっておられました。
いま欲しい支援物資は
・歯磨き、歯ブラシ、くし
・肌着…全世代のもの
・ソックス
・衛生用品…赤ちゃんのオムツ、お年寄りのオムツ、おしりふき
・口を慰めるもの…あめ
・食品…お湯を入れるだけのもの、野菜、
・野菜系のジュース
・たんぱく質系のサラダチキン
などなど。
下記に直接送っていただくのもあり、もし今村の近隣にお住まいの方ならば私に預けていただければまとめて、あるいは熊本のグループホームせせらぎに預けていただけたら。
社会福祉法人 典人会 事務局宛
〒022-0002
岩手県大船渡市大船渡町字山馬越196
TEL 0192-27-8605
グループホームせせらぎ
〒861-3243 熊本県上益城郡甲佐町白旗986
TEL 096-234-5511
※できれば支援物資(〇〇)とご記入ください。
また、現地から
「何よりもほしいのは、"航空写真"です。自分の家がどうなったかも知らされていません。私たちもどこまで火の手が伸びているのかを確認しながら避難を考えているので、写真のような情報が必要だと思います。情報開示してほしい」との切実な声も。
3.11を前に、津波で被災した痕跡が見えなくなるほど復興した地を、今度は山火事が襲う。
海も山も美しい大船渡の地と、彼の地で出会った人たちの顔が浮かびます。
いち早く火の手が収まり、日常が戻ってくることを願います。
#D-CAT
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