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執筆者の写真medicaproject 医療福祉ライター今村美

あてっこゲームではないけれど

障害児と保護者のための学びと対話の場「ほろんカフェ」へ。

ソーシャルワーカーである主催者の稲岡由梨さんは、「誰もが助けを求められる優しい社会をつくりたい」とカフェを開催する。カフェが始まる3時間前に、おじゃまして障害を取り巻く現状についてお話を伺う。


ほろんカフェには、ダウン症、自閉症スペクトラム、ADHD…と、さまざまな障害のあるお子さんを持つ保護者の方々が続々と。

今日のテーマは、「働く選択肢」。


障害者の就労支援を行うLITALICOの田尻さんのお話のあとは、各グループでシェア会。


20歳前後のお子さんを持つ保護者にとって、「働く選択肢」はまさにタイムリーな情報。


同じグループになった保護者の中には、自ら保護者のための勉強会を開催したり、関連イベントのサポートをしたりと、積極的に活動をされている方も。


帰り道、親切に最寄り駅まで送ってくださった保護者の方とお話をする中で、ふとお子さんとその方の宿命を見て差し上げたら、なにかヒントになることがあるかも?と生年月日を伺って、簡易宿命鑑定。


「すごーくあたっています!!」とびっくりしてくださる様子に、あてっこゲームではないけれど、ほんとよくあたるんだよなぁと、鑑定している私もびっくり(笑)

自宅でお子さんにも伝えてくださったら、「なるほどと納得した様子」と聞いて、出会ったばかりの方に差し出がましかったかな?とも思ったけれど、ずっとひきこもりだったというお子さんにもほんの少しでもなにか明日につながる言葉が手渡せたのだとしたらよし。

知性と感性の高さゆえに、一筋縄では行かない波の多い人生だろうけれど、きっと大丈夫。

そして、お母さんにはお母さんで、これまた知性と感性の高さゆえに、沈み込んでしまいがちな人生だろうけれど、どんどん動いて、彼女の人生を楽しんでほしい。


うん、やっぱり、人をエンパワーメントするのには、本当に使えるツールなんだよなぁ。 さて、情報に辿り着けないばっかりに、さまざまな利用できる福祉サービスや場所があることも知らないまま、大ごとになってから行政やサービスにつながる人たちが少なくない中、ほろんカフェのような場があることの大切さ。


とても居心地のよい空間でした。

今日(すでに昨日)もまた、新たな出会いとたくさんの学びに多謝。


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