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June 26, 2018

特養で働く知人と話していたら、「離職がハンパない。ひどいありさま」という。

彼女は小学生のこどもがふたりいるので、歩いても行ける距離ということで、その職場で看護師として働いているが、楽しくない職場に居続けるケア職はこれからますます減っていくだろう。

いまのケア職たちは、SNSでつながって、「あら、こんなところに素敵な職場が!」と情報を得て、全国どこでも自分に合いそうな職場を選ぶことができる。

藤沢にあるUR団地の一角にあるぐるんとびーには、全国から若者がやってきて、働いているけれど、ぐるんとびーで働いていれば全国からやってくる見学者、しかも介護看護の世界のフロンティアな人たち!と自動的につながって、そこからぐるんとびー以外の素敵な職場のありさまを見学へ行ったりなぞして、自分の知見をますます深めて広げてワクワクすることができる。

ほかの素敵なところと比較されるのだから、経営者だって自分のところをよりワクワク素敵なところにするための経営努力を余儀なくされる。そして、ますますワクワクを拡大させていく。

これから先、ワクワクできる職場だって人材確保が厳しい時代がやってくる。

つまり、ワクワクできない職場にはとんと働き手がやってこなくなる。

ならば、ワクワクいきいき働ける職場に変えてしまったほうが早い。

というより、おそらく、変えるしか道がない。

職員ハッピー、利用者ハッピー、結果、経営者もハッピー。

そのためには、ワクワク楽しい職場だよ!という情報発信も、これからの介護事業所には不可欠だろうと思う。

June 13, 2018

受けられる医療はどこに住んでいてもだれにとっても同じクオリティが担保されるべきだけれども、正直、命の沙汰は金だけでなく、残念ながら運次第と思えることは少なくない。

よい医者にめぐりあうも運。

命が助かるかも運。

なーんて側面があるのは、残念ながら現実。

そもそも医療資源の単純な問題で、たとえば脳卒中を起こした時に迅速に医療機関にアクセスできる地域に住んでいるのか否かは大きいし、NICUのある地域で周産期を過ごすのか否かは医療の内容を大きく変える。

住むところは選択できるから、ある程度いま挙げたような問題であれば自分で回避しようと思えば回避できると言えなくもないかもしれないけれど、自分と相性の良い医者にめぐりあって、安心納得の医療を受けられるかななんてほとんど運としか言いようがないような気がしてくる。

でも、いま目の前にある医療資源の中で、最大のパフォーマンスを引っ張ってくるためには、(ほかへ行くという手もあるだろうけれど)目の前にいるお医者さんとうまくやるしかない。

医師から上手に最適な医療を引き出すには、自分の地域の医療資源や医療者が置かれた状況、どこになにがあってなにがないのか等を普段から知っておくこと、自分が病気になった時には、情報の波に溺れずに必要な情報を掴み取って、自分がなにを望んでいるかをきちんと医師に伝えられるだけの「患者力」を持つことが本当に大事だなぁと思う今日この頃。

結局は、命の沙汰も自分次第、ってことなんだろう。

それにしても、自分の命を救うためのもっとも肝心な情報はネット上には載っていない。地域の中の本当に知りたい情報は、地域の人脈の中に眠ってる。

June 10, 2018

昨日の富士北麓緩和ケア研究会は、ご自身がん体験者で、政策提言にもガンガン関わっていらっしゃる山梨を代表する、否、日本を代表するがん患者活動家のお一人・若尾直子さんをお迎えしての公開勉強会。さすが、山梨県のがん医療のことがよくわかる!

若尾さんのお話からは、自身にとって最適な医療を受けるためには、受け身の姿勢ではなく、自身の抱えるの不安や悩み、やりたいこと、やってほしいことを整理して、言葉で伝える努力をする賢い患者になること、患者力が大事ということを再認識。

そして、富士北麓地区にお住まいの皆さま、富士吉田市立病院は、放射線治療も受けられる地域がん診療連携拠点病院だって知ってましたか~?
しかも、相談支援窓口に、とーっても信頼できるがん看護専門看護師さんがいらっしゃいますよー。がんと診断されて、治療のこと、生活のこと心配なことがあったら、まずは富士吉田市立病院のがん相談支援センターに行ってみましょう。近くにこんな素晴らしい医療資源があるのに、使わない手はない!

さて、今回の研究会、若尾さんのお話が素晴らしかったのみならず、研究会のメンバーが次々と個々の活動をスタートされる発表を!

★6月23日(土)13~15時 赤池薬局
『おしゃべりば あ・か・い・け』
富士河口湖町の健康サポート薬局「赤池薬局」さんがおしゃべりばをスタート。テーマは、「便秘」。

★7月29日(日)13~16時 まつや

幸カフェ ~富士山のふもとで話そう がんのこと~
がん性疼痛看護認定看護師、緩和ケア認定看護師がナビゲーターとなって、悩みや気持ちを表現・相談し合える場に。
参加条件:がんと言われたことのある方、ご家族やパートナーががんと言われたことのある方
会費:200円

さらに、がん相談支援センターの看護師小池さん、ご実家が山中湖の民宿ということで、なんと泊りがけのイベントを企画♥

『キャンサーズピクニック』@山中湖 COROCORO

6月30日13時スタート~7月1日(日)15時 

1泊3食コース:一人8800円(小学生3500円、幼児2000円。中学生から通常料金)※有料以外のすべてのプログラムに参加可能
日帰りコース:6月30日一人2500円(子ども無料) 

       7月1日:一人2500円(子ども500円)

お問い合わせ:cancerspicnic@gmail.com / TEL:042-316-5066

プ...

June 8, 2018

今回の富士北麓緩和ケア研究会はいつもとちょっと趣向を変えて、ゲストをお招きしての公開勉強会。山梨まんまくらぶ代表の若尾直子さんにご登場いただきます♪

よって、いつものメンバーだけでなく、関心のある方もぜひご参加下さい~。


 

☆富⼠北麓緩和ケア研究会・公開勉強会☆
⼭梨まんまくらぶ代表・若尾直⼦さんをお招きして

『今、山梨で、「がん」といわれたら さあ、どうしよう・・・。』


⽇時:2018 年6 ⽉10 ⽇16 時〜19 時
場所:慧光寺(忍野村忍草3250、北富⼠駐屯地前)
参加費:500 円

第1部:勉強会と質疑応答(約2 時間)
第2部:若尾さんと⼀緒に⼀品持ち寄り⼣⾷会(参加⾃由)

勉強会の後の⼣⾷会に参加される⽅はおかず、漬物、果物、お菓⼦など
何か⼀品1⽫程度お持ち寄り下さい。(ご飯と汁物はご⽤意致します)

要申込 電話:0555-84-8082 事務局:慧光寺・⼭下

若尾直⼦さんプロフィール
2001 年乳がんと診断され、衝撃を受けたことがきっかけで、2004 年「山梨ま
んまくらぶ」立ち上げる。がん医療環境の充実を始めとする山梨の医療に関する
課題を解決するため、山梨県内を中心にピアサポート活動、女性の健康を中心と
した健康啓発活動などを行っている。
薬剤師・山梨まんまくらぶ代表・NPO 法人がんフォーラム山梨 理事長
NPO 法人山梨県ボランティア協会 理事
山梨がんピアサポート希望(のぞみ)の会代表

山梨県内で最も山梨県のがん医療について考え、活動している人と言っても過言でない若尾さん。山梨に引っ越して以来、がん領域の方に会うと「山梨と言えば若尾さん」と言われながらも、なかなかお目にかかれず早8年(-_-;)

ようやく直接お会いできるチャンスに一番ワクワクドキドキしているのは私やも(苦笑)

May 13, 2018

内藤いづみ先生のホスピス学校。

タイトルは「死は人生で最も大切なことを教えてくれる」。

今回のゲストはシスターの鈴木秀子先生。

ホスピス学校には、内藤いづみ先生が看取りをした方々のご遺族もたくさんいらっしゃる。会そのものが、先に逝ってしまった人を偲ぶグリーフケアの役割を果たしているのだなぁと実感する。

鈴木秀子先生のお話の中で、ある一人のシスターのお話。

非の打ちどころのない素晴らしい「聖人」のような方と皆に慕われたシスターは、死に逝く間際、部屋に入ってくる人に「この馬鹿者めが」とおっしゃるようになった。

「和やかに穏やかに逝くのがいいというけれど、暴れたり暴言を吐いたりして、抑圧してきたものを吐き出してすっきりして旅立つ、その人なりに自分らしさを出してバランスを取って旅立つのがよい」という秀子シスターの言葉に、あぁ、なるほどなぁと思う。

人生の最期は、周りにいる大切な人たちとの「仲良し時間」、人と人とのあたたなつながりの時間であってほしい。でも「仲良し時間」は、時には抑圧から解き放たれて、バランスを取ろうとする当人にとことん向き合わなくてはならない、厳しい時間でもありうる。

だから、困難を抱えていたり、死の間際だったりで苦しむ人のそばに寄り添う人は「吸いこんではいけない」のだという。「その人に必要な過程を経ているのだと、ただただ一緒に感じながら、そばにいるだけ。解決してあげるのではなく、その人が乗り越えていけるようにそばにいる。すべてのことは意味があって起こってくる」。

ここのところ心の表面が波打ってざわざわしていたのだけれど、心の深いところにある深海のような静けさを思い出させてくれる、素敵なホスピス学校でした。

ホスピス学校を終え、自宅へ帰ると、娘が発熱。

翌日日曜は「お母さんそばにいて。どこにも行かないで」という発熱体の娘のそばで、ホスピス学校で買った鈴木秀子先生の本を読みながら、うっつらうっつら。気が付けば、ほぼ一日娘と一緒に寝てました。ひさびさにまともに眠ったなぁ。PCを全く開かない一日なんていつぶりだろう。

May 11, 2018

精神病院では、国の施策で長期入院患者(固定資産、という呼称すらある)がどんどん減っていることもあり、代わりに認知症の患者さんを「お客さん」としてどんどん迎え入れようという動きがあることは、既にいろんなところで指摘されている通りである。

そんなのとんでもなーい!!と鼻息荒くプンスカしていたわけだけれども、プンスカしたところで、どこにも行き場のなくなった患者さんや介護者にとって、その困難な状況を変えてくれるだろう救いの糸として、目に映ってしまうだろうことは想像に難くない。

いまのこの状況を変えてくれるならなんだっていい。

受け入れてくれるところがあるんだったら、どこだっていい。

既得権益を持っている人たちが、自分たちにとって都合のよい方向に物事をもっていこうとする流れもそう簡単には変わらない。

両者の利害はたぶん一致してしまう。

本当にこの流れを止める方法はないのだろうか??とずーっとぐるぐると思案していたらば、ふと、精神病院を収容所だと思うからそんなのダメだ~!!ということになるけれども、精神病院がホーム、居心地のよいもう一つのわが家になるならばどうだろう?と思考を転換する。

これなら、既得権益を持つ人たちの利益を損なうこともない。ただ「固定資産」を「管理」するのではなく、一人の人として向き合って温かいケアと温かい場所を提供する。

精神疾患がある人も認知症のある人も、ともに地域で暮らせる人たちは地域へとつなげていく。

それを基本に、自宅で暮らせなくなった人たちの最後の砦として、温かい場所を提供する。

医療スタッフも介護スタッフも人材不足が深刻になっていく中で、「管理」を「適切なケア」へと変えていくことと、精神病院をなくしていくことは、どちらのほうがより現実的な解決策になりうるのだろうか。

May 6, 2018

ぐるんとびーは、実は生まれてからまだ3歳にもなっていない比較的新しい介護事業所だ。

発信力が高くて、PR力もあるだけに、あっという間に知名度を獲得してしまって、ついうっかりしてしまうのだけれど、「そういやまだ3年も経ってないじゃん!」とふと我に返ることしばし。

今回の調査のタイミングは、ぐるんとびーのケアの伝達と意思決定のカタチをちょっと明確化してみようという体制の面での試みがちょうどスタートしたばかり。


Always Why、で、常にそのときの最適解を考えるぐるんとびーだからこその揺らぎもある。

でも、その揺らぎの中で、いまの構成メンバーの中でそれぞれを生かす最適解を探そうとする姿勢には、「ぐるんとびーらしさ」がしっかり反映されていて、組織図として表面上は変わっているようには見えても、本質の部分までが変わっているという印象は、少なくとも私は受けなかった。

写真はご利用者さんとスタッフが同伴出勤する赤ちゃん。

ぐるんとびー代表・菅原健介さんの描くぐるんとびじょん(と勝手に呼んでいる)は、壮大だ。10年、20年それ以上かかってもおかしくないような大きなビジョンを実現するための一つのツールとして、介護事業所であるぐるんとびーがあると理解しているのだけれど、そのぐるんとびーもまだ3歳にもなっていない、ということをいまさらながらに気付いた3泊4日。

今回もまたたくさんのまなびと気づきをいただきました。

そして、最後は結局「ぐるんとびーやっぱいいなー」というところに落ち着く(笑)
うん、ぐるんとびー、やっぱ、いいよ。

May 4, 2018

ぐるんとびーを調査するに当たっては、やはりキャンナスのことも視野に入れておかなくてはならないだろうということで、キャンナス菅原由美さんのところへ。

菅原由美さんは、「Can(できること)をできる範囲で」を合言葉に、ボランティアナース集団『キャンナス』を立ち上げた、訪問看護の世界ではレジェンドのような人だけれども、3児の母であり、ぐるんとびー菅原健介さんの母である。


彼女のご著書で、在宅医療に積極的に取り組む、山梨市立牧丘病院院長・古屋聡先生が「その圧倒的な存在感と、華やかなオーラとおばさん型思考形式と、並はずれた行動力に驚きました。現場で感じたことをそのまま行動や仕事、社会的活動に移す力、友だちの友だちは友だち的ゲリラ型ネットワーク構築術、どれをとっても一流で」と紹介されているとおり、学会等でもすぐに発見できる華やかなオーラには圧倒されてしまうけれども、実際に一対一でガチンコ勝負(?)してみれば、「可憐さ」や「謙虚さ」を感じさせる「気遣い」の人でもあり、彼女の周りにたくさんの人が集まってくる理由がよくわかる。

母と子はそれぞれ単独で考えればよいと思うのだけれど、ぐるんとびーには、健介さんがキャンナスの一員として東日本大震災で災害支援を行ったことや、キャンナスで「絆」という小規模多機能をやっていらしたことの、経験やノウハウ、思いが確実に反映されている。

と感じていたところに、大学院の先輩でもある由美さんとえにしの会やら学会やらでこのところ頻繁にお会いすることがあり、キャンナス訪問が実現。

行政の制度内ではなかなか行き届かないところに、必要なケアの手を届けるために、「日本中に星降るほどの訪問看護『志』(訪問看護師)を!」と語る由美さん。(※「訪問看護ステーションを」から「訪問看護『志』(訪問看護師)を」へと変わっていった経緯もまたどこかできちんと記事にしたい)

8割上の方が在宅で死を迎えていた戦後から、昭和51年、ちょうど私が生まれた頃に病院での死が在宅を上回り、平成10年頃には戦後とちょうど逆転し、病院での死が8割を超えるようになった。

そこから20年。国の政策転換もあり、在宅やら地域医療やらとふたたび注目されるようになってきたけれども、介護保険制度が始まる前から、ずっとずっとこのテーマに取り組んできた先達たちの地道な取り組みがあってこその現在であることは忘れては...

May 2, 2018

今日からまた子どもらを連れて、藤沢のUR団地の一角にある小規模多機能ぐるんとびーで3泊4日のフィールドワーク。

子連れで介護事業所とか子連れでフィールドワークというと、なにやらよさげに聞こえるかもしれないけれど(いや、聞こえないか(-_-;))フィールドワーカーが『招かれざる客』であることは疑いの余地がない。

これは対象がどんなに温かく迎え入れてくれようとも変わらない、フィールドワークの大前提だと思う。

このことは肝に銘じつつ、どんなきづきが得られるのか、そのきづきをどうぐるんとびーのみんなや社会へと還元していくのか。

さぁ~て。

April 30, 2018

29・30日と2日間に渡り、グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて、日本在宅医学会第20回記念大会。

以前から気になっていた顔ぶれがたくさん参加されていて、お腹いっぱい。

記事にしたい企画もいっぱい。

ほかの医学系の学会とは一味違う心地よさ、ユーモアみたいなものが感じられる日本在宅医学学会。これは在宅医始め、自分の病院というフィールドから、患者さんの住処=アウェイへと飛び込んでケアを提供する人たちが多く集まる学会ならではと感じる。

大会直前にHPを見ていたら、「育児との両立や多様な働き方について、気軽にお話ししてみませんか?みんなどうしてる?育児との両立、これからのキャリアプラン、働き方、様々な悩みを持っている方、情報交換しませんか」とあるのを発見。

当日飛び入り参加もOKということで、のぞいてみると・・・
ランチョンセミナーと違って、子連れでランチできる交流会って、子連れで学会に参加する親にとっては嬉しい試み。小さいのがうろちょろしていても、みんな子育て真っ最中の人たちばかりだから、「他人の子って可愛い~」となって、「子連れでごめんなさい」感ゼロ(笑)

「寝かせつけはどうする~?!」なんて、まさにいま私が知りたいよ!というような話題もあって、まさか医学系の学会で、「子育てに仕事に、さぁ、働き方どうする?!」なんてテーマで盛り上がれる交流会に出くわせるとは思ってもおらず、よい試みだなぁと嬉しくなった。医師という職業を選択する女性も増える中、「子育てに仕事に、さぁ、働き方どうする?!」は、もっともっとよりよきほうへアップデートされていいテーマだ。

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#私を構成する8性格と「ぼっち力」。

September 22, 2018

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医療福祉ライター今村美都のブログ

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